羽柴の両兵衛

さて、黒田官兵衛と竹中半兵衛のお話ですね。

彼らは共に才知あふれる人物として、秀吉の元でその才能を奮っていきます。お互いに家族を伴っての交流もあったようですので、知者は知者を好む、と言うべきでしょうか。何にせよ2人は良い友人関係を築いていたと思われます。そんな2人はタイトル通り羽柴の「両兵衛」と呼ばれていました。

そんな半兵衛の衝撃的な逸話(間接的に官兵衛の?)の一つ。

ある日、半兵衛は皆の前で合戦の話をしていました。しかし話の途中、息子の左京(後の竹中重門)は立ち上がり、話を遮ってはいけないと思ったのか無言で部屋を退出しました。

しかし戻ってきた重門を半兵衛は「合戦話の最中に退出するとは何事か」と叱りつけました。重門は「厠に行ってまいりました」と申し開きをしたのですが、半兵衛は益々怒り狂い、

「どうしてここで小便を漏らさなかったのか!竹中の子ならば合戦の話に夢中になって漏らすくらいして見せろ!」と怒鳴りつけたのでした…。え…。

この逸話、大河ドラマでは幼少期の官兵衛の逸話として紹介されていましたね。あの話にも元となった話があるとは、驚きでしょう?

しかし現代人の感覚からすると寧ろトイレに行かなかった方がおかしいような気がしてきます

流石半兵衛、子供の躾一つとっても常人には及ぶ所ではない考えです。

では次回は官兵衛と、半兵衛の逸話を一つ紹介をしたいと思います。