多々良川の戦い

さて立花山城をめぐっての毛利家と大友家の戦いですが、前記事を見て下さった方は「?」と思われる事でしょう。そうです、今回のタイトルは多々良川の戦いになってますね。これは多々良浜の戦いとなっているものの、実際には多々良浜より東にある多々良川であったのでこの多々良川の戦い、とも呼ばれているんです。ちょっとした戦国豆知識です。

まぁこうして多々良川の付近、両岸を挟んで大友家と毛利家のにらみ合いがスタートします。ですがこの時点での優勢は圧倒的に毛利家にありました。この時毛利方の狙いは立花山城の防衛であり、大友方と積極的に戦うつもりは毛頭ありません。ですが大友方はそうはいかない。何としてでも大友家の重要拠点である立花山城を奪還しなければならないのですが、その前にこの多々良川で兵士を無駄に消耗したくはありません。この心理状態が大友家と毛利家の戦いに影響してしまいます。

その上多々良川付近は当時干潟であり、攻める大友からすると攻めにくいのに守る毛利方からは非常に守りやすい地形でした。この為多々良浜の戦いではなんと18回の戦が行われるも、お互いにその消耗は少なく、悪戯に時間だけを消費するものとなってしまったのです。