山中鹿之助の教え

さて今回も山中鹿之助の逸話です。

尼子勝久を擁立して尼子家の再興を狙う山中鹿之助幸盛が織田家と同盟して毛利家と対立したのは有名ですね。この尼子家でも有名な勇将に、明智家臣野々口丹波がある相談をしました。

「私は戦場に出ると混乱して何が何やらわからなくなってしまうのです。ですが私の同輩達はそうではなく、冷静に動けるらしいのです。これは私が生まれついての臆病者という事なのでしょうか」

成程、良くあるような不安と悩み相談ですね。鹿之助はこれに微笑んで答えました。

「貴方様は正直な方ですな。ですが槍をどうふるったの、立ち回ったのと吹聴しているのはほとんど嘘っぱちですよ。この鹿之介も初陣からしばらくは無我夢中で動きまわって、気がついたら武勲を挙げていたというのが実の所です。実際に周りが見えて冷静に動けるようになったのは、十ほど首を上げてからの事です。何、今は混乱していてもじきに慣れますよ」

何事にも慣れと経験が大事。何でも最初から出来る人なんていないよ、という山中鹿之助の教えですね。流石八歳で人を殺した人間の言う事は違いますね!

勇将山中鹿之助の有り難い教え。何事も慣れるまで頑張り続ける事が大事、という所でしょうか。まぁこの人頑張ったけどbadEndだったのですが・・・。