戦国の異名と、魔王・2

こんな人物が現代の世の中でいても恐れられるような気がしますが、昔の人たちから見れば更に恐ろしかったと思います。もう生前から鬼か魔王だったのではと思われていても不思議ではありません。

そんな光和の力がどれほどのものであったかというエピソードをひとつご紹介しましょう。

当時、居城・銀山城へ登る道に大きな岩が出ていて馬が通るのにとても不便でした。しかしこの大きな岩は並大抵の大きさと重さではなく、6、70人の人夫の力でなくては とても動かすことができないと言われていました。仕方がないのでこの大岩は大昔からそのままになっていたと言われています。しかし光和は自分の力試しにこの岩を動かしてみようといって、なんとこの大岩を 軽々と谷底に転がしてしまったと伝えられています。

その上この岩、現存しています。光和が投げた岩は山麓の安佐南区祇園帆立に「いぼ地蔵」「投石地蔵」として残っていて、この岩の側にある松の葉で 人の体に出来たいぼをつつくとそれが落ちると伝わっています。こんな関連の逸話は沢山ありますが、なぜいぼがとれるような伝承になっているかどうかは全く不明。光和様のお力じゃあ、という事なのでしょうか?

むしろ伝承まで混乱気味なのが少し面白いですね。


2014年6月9日 戦国の異名と、魔王・2 はコメントを受け付けていません。 新着