織田四天王と滝川一益

さて問題、織田四天王といわれると誰だと思いますか?

 

正解は柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀の四名です。意外な事に、羽柴秀吉の名前はないのです。ですがその後信長の天下に一役買ったとして、秀吉を加えた織田五大将とも呼ばれるようになります。戦国時代はこのように数で呼ばれる事が多いんです。但し6人いても四天王や、10人以上いるけど十勇士と呼ばれる事も多いです。

 

今回はその中の一人、滝川一益についてのお話を少し。

滝川一益は織田家で勇を奮った武将の一人で「引くも滝川、進むも滝川」と言われるほど軍略に精通している武将だったと言われています。もちろん一益自身も数々の戦に出て華々しい戦功を上げているのですが、それは本能寺の変から一変します。

本能寺の変後、攻め寄せてきた北条氏に惨敗を期してから、一益の人生は影を落とし始めます。本拠地伊勢に退去させられるという不始末を犯した上に、その間に清州会議が行われて一益不在の中で織田家の行く末は決められてしまいました。その後、勝家に味方して奮戦するも降伏、剃髪して出家。城も領地も失うという、正に転落の人生を味わった一益。

そんな一益ですが、不思議な最期が逸話として残っています。出家した一益ですが、その影が日々薄くなって行くという不思議な事態が起こりました。するとある日、縁側に座っていた一益の影がふっと消えました。

その瞬間、滝川一益もまた、消えたそうです。

…ちょっとホラーですが、滝川一益には甲賀忍者だったという説もありますので、こんな話が生まれたのかもしれませんね。