鬼武蔵と最期の遺言状

いい加減長くなりすぎている鬼武蔵こと森長可の逸話。最後はその残された遺言状について少し触れてみましょう。残されている彼の遺言状について抜粋すると、このような事が書かれています。

 

「残した茶器はいい奴は秀吉殿に上げて下さい。いらないのは弟に上げてね」

「もし私が討ち死にしたら、母上は秀吉殿に面倒見て貰って下さいな」

「忠政は今のまま、秀吉殿に仕えるように。絶対に私の後を継がせないで下さい」

「娘は町人に嫁がせて下さい。医師なんかに嫁がせて欲しいです」

「繰り返すけど忠政に兼山で跡を継がせるのは嫌にて候(太字原文まま)」

追伸・もし百万分の一にでも負けちゃったら皆で火に飛び込んで死んでくださいね!

 

最初から最後まで色々と突っ込みどころが多い、森長可こと鬼武蔵の最期の遺言状である。そもそもわざわざ百万分の一とか自分で言うのか?とか色々あるが、どれだけ弟が自分の跡を継ぐのが嫌だったんだとか本当に色々言いたくなるがそれは我慢しよう。

そしてこれを読んだ秀吉、涙を流した後に弟の忠政を兼山城主を継ぐように申し渡しましたとさ。遺言守られてないよね、そう思わせる鬼武蔵最後の逸話でした。

しかし彼の逸話を見る限り、この人が長生きしていたら歴史が大きく変わっていたんじゃないかと思わせる人間?ですね。