鬼道雪、攻める

毛利家と大友家の戦いが多々良浜で始まりますが、攻める大友家には攻めにくい土地であり、守っている毛利家は立花山城さえ守れればいいと積極的な交戦に出ません。その上この後に控えている立花山城奪還戦に備えておきたい大友軍もまた積極的な交戦に出ないので、殆どめぼしい戦いも無いまま18回という多くの戦いが多々良川付近で起こります。この膠着状態を何とかすべく動いたのが、大友家の鬼道雪こと立花道雪公です。

立花道雪が狙いを定めたのは多々良川のやや川上にある長尾付近。ここを攻略する事で多々良川の毛利家の防衛線を抜く事を考えました。そして軍を動かして長尾付近に布陣していた毛利家を攻撃します。そしてこの場を守っていたのは毛利家三本目の矢、小早川隆景。激し戦が始まります。

ですが立花道雪が自ら陣頭に立って戦を指揮した事により大友軍は奮い立ち、対して相手が戦上手の道雪だと知った毛利軍の士気は上がらず、長尾の毛利兵を退ける事に成功!この勝利により多々良川の毛利軍の防衛線は崩れていき、同時に立花山城との連絡線が絶たれた事で毛利軍は立花山城まで撤退を開始しました。

ですがこの戦いにおける大友軍の被害も多く、対する立花山城の堅城さ、そしてまだ毛利軍は多くの兵を残している事もあり、再び両陣営は膠着状態となったのです。