嫡男死亡は御家壊滅フラグ・2

さて反乱を起こした磨石城を攻める政久。しかし城は堅城で抵抗は凄まじく、兵力差もあって中々落とせません。城攻めは味方の士気が大きく関わって来ます。中々攻め落とせない城相手に尼子の兵の士気は下がっていき始めます。こうなると益々城攻めが難しくなって行く悪循環です。この状況と空気を変えるべく、政久は一計を案じます。

それは後の世であの豊臣秀吉が、堅城小田原城を攻める際にやった手段。そう、敵から見える位置で宴会を開き、その自慢の笛の音を披露したのです。政久の狙い通り、若君の笛の音に味方の士気は上がり、目の前で宴会を開かれた事で敵方の士気は下がりました。これにより士気を取り戻した尼子勢は猛然と敵に攻め込み始めます。

しかしこの策は、逆にその政久の死に繋がってしまったのです。

政久が横笛の名手である事を知る磨石城主・桜井宗的は、宴会の場所から聞こえてくる横笛の見事さにその場に政久がいることを確信。そして尼子勢の士気もその笛の音にあると判断し、笛の音目がけて矢を射かけさせました。無数の矢が笛の音目がけて放たれます。

そしてその内の一本の矢は政久の喉を射ぬき、大将がやられた尼子方は敗北して兵を引く事になったのです。


2014年5月13日 嫡男死亡は御家壊滅フラグ・2 はコメントを受け付けていません。 新着