長久手の戦い

さて、前回からの続きです。徳川陣と背後を突かれて戦う森&池田隊。両軍入り乱れて行われる対決は正に死闘・死闘・死闘!一進一退の目の離せない戦いは二時間にも及んだと言われています。が、その戦況はとある人物により動きます。

森長可・討死。徳川の鉄砲隊により、眉間を撃ち抜かれての討死でした。

信長により長い間、寵愛を受けてきた森長可こと鬼武蔵はこの地にて最期を迎えます。彼についての話は沢山有り過ぎるので、また別の機会にいくつか語ります。この均衡した戦いは長可の死によって徳川に大きく傾きました。娘婿の討死を聞きながらも池田恒興、必死に立て直しを図りますが、永井直勝の槍を受けて此方も討死しました。恒興の嫡男である池田元助も安道直次によって討ち取られます。この時池田恒興は家臣に父親、兄共に戦場を離脱したと説得されて自らも戦場を離れました。このおかげで何とか池田家は続いていきます。持つべきは状況判断が的確な家臣です。その後二つの隊は散り散りになり逃走をしたと言われています。

戦いは徳川陣営の大勝利にて幕を閉じました。この戦いの名が長久手の戦い、または特に仏ケ根の戦いです。後にこの戦いは小牧・長久手の戦いとして有名になります。