鬼武蔵の本能寺後3

さて、本能寺が起こった事により人質を取って何とか信濃から脱出を果たした森長可の部隊ですが、戻ってみたら待っていたのは反逆の嵐でした。まあ美濃だから仕方ないですね!そんな鬼武蔵の本能寺後のエピソードも佳境です。さて信濃から脱出した森長可。たどり着いた美濃金山で待っていたのは周辺諸将の反逆という名の嵐でした。

さて今回のもう一人の中心人物である久々利城主、土岐三河守悪五郎も長可へ反逆を起こした一人である。もちろん自分に反抗するなら味方であろうがあっさり切り捨てる長可。鬼の名前は伊達ではない。とっとと悪五郎を斬殺する気満々である。が、問題があった。

信濃から逃げる際に長可の隊は強行軍を重ねている。その上先ほどの東信濃の戦いが起こっており疲れていた。ここで長可は策を練る。武術に優れて策も練れる鬼とか何それ怖い。

ともあれ長可、後の森忠政となる弟の千千代を悪五郎に人質として出し、和睦を結ぶ事に成功した。そしてその後「飛騨を攻めようと思っているのだが同行して頂けないだろうか?了承して頂けるなら戦の評定の為に金山までいらして欲しい」。そんな内容の手紙であった。

悪五郎はこれを信用して金山に赴く。なぜなら長可は弟を人質に出している。普通の人間ならば信用するだろう。悪五郎は忘れている事が一つあった。

相手は人間でなく、鬼であるという事である。

 


2014年3月9日 鬼武蔵の本能寺後3 はコメントを受け付けていません。 新着