鬼武蔵の本能寺後5

さて前回の続きより。自分に反旗を翻した悪五郎に弟・仙千代を人質に出して和睦し、その後悪五郎を見事騙して呼び出し暗殺させた森長可こと鬼武蔵。長可らは城主が死んだ久々利城に間髪置かずに攻め込んだ。久々利城は城主が暗殺された事にも、和睦を申し込んできて弟を人質に差し出してきた長可が攻め込んできた事にもパニックを起こしていた。こんな状態で人間が冷静になれる訳がない。そしてそんな状態で対峙するのは鬼である。

長可は見事久々利城を制圧した。さてここで気になる事が一つあるだろう。それは人質に出された長可の弟・仙千代である。彼は無事だったのか。結論から言うと「本人は」無事だった。ではなぜ無事だったのが「本人」なのか。

それはこの仙千代、全くの偽物であったからである。信頼も何もあったもんじゃない。

その後、城内には沢山の金銀財宝が貯め込まれていたそうだが、これらは全て森長可によっておいしく頂かれた。鬼武蔵の鬼振りが覗ける逸話と話である。

もちろんこの後金山城下でも長可の部下により町民達はヤクザ紛いの略奪や強盗の限りを尽くされたそうである。金も命も置いていけ状態だ。鬼って怖いという見本である。

というかおまえらぶっちゃけ鬼より酷い。


2014年3月9日 鬼武蔵の本能寺後5 はコメントを受け付けていません。 新着